瓦棒屋根葺き替え工事
皆さん こんにちは
維心瓦工業のノムンダリです。
今回は瓦棒屋根からスタンビー屋根へと葺き替え工事の流れについてご案内させていただきす。既存の瓦棒です。経年劣化が進行し、錆び、塗料の剝がれ等が確認できました。
一度錆が進行すればいい補修で元通りにすることは出来ません。更に心木部分が腐食していました。この場合、葺き替え工事で屋根材の補修が必要です。
①既存屋根材を撤去
既存屋根材を剝がして見ると、防水シートが破れ、下地に穴が開いている状態でした。
②既存防水シートを撤去
防水シートを既存の野地板の状態まで剝がしました。
③野地板増し貼り
次に、新しい野地板ベニヤ12㎜を増し貼りしていきます。
④防水シートの施工
防水シートを貼ります。雨漏りしないようにゴムアスファルトルーフィングでできたシートを敷きつめます。
⑤端部板金の垂木の取付
垂木を取り付けます。垂木を取り付けたら板金を貼ります。
⑥板金張りつけ
屋根全体にガルバリウム鋼板を設置していきます。
⑦棟板金取付
棟の部分も同様に棟板を取り付け後、ガルバリウム鋼板の板を現場で加工し被せます。
⑧雪止め取付
最後に雪止めを取付けます。
⑨工事完了
瓦棒屋根の葺き替え工事も完了しました。
イシンくんから
ガルバリウム鋼板は25~30年程度、問題なく使用することが可能ですが、何かがぶつかる事による傷と、埃の付着で錆が発生することがありますので、定期的な点検と清掃を行っていきましょう。